東京の田舎暮らし ー鶏といっしょー

お知らせ ブログを移行してリニューアルしました

このブログは2004年4月18日から、ニフティ株式会社の@niftyココログサービスを利用して『東京の田舎暮らし-鶏といっしょ」の名称で作成してきたものを移行しました。

これまでの記事には現在行っていることと異なる内容、状況等も含まれます。仕事全般を常に新たに得た知識、アイデア、経験等で更新しているためです。ですので過去は記録として、情報につきましては最新の記事やブログ以外のページをご覧ください。その内容も常に更新される可能性があることをどうぞご理解くださいませ。

新たなWebページへとリニューアルするにあたり、作成当初の文章、表記等を整理編集しています。注釈や訂正をしている箇所もありますのでご了承ください。

ここから先は、新たなページのスタートです。

養鶏ページ全体の始動とともに新たな記事がスタートする予定です。

鶏日記 冬の朝

この季節、産卵箱を転がってくる生みたての卵は “ほわ〜ん’’ と一瞬湯気に包まれます。

東京でも朝は零度を切る時があり、寒さの中、一瞬の光景にほんわかした気分になります。卵を包むクチクラの層が乾くまでのほんの5…10秒。

給餌の後の、観察の時間…
大人になりかけの若鶏が給水器をブランコにして遊ぶのんびりとした光景。来年は更に一歩前に進もう、と平和の幸せを噛み締めて思います。

コラム 雑穀の残る暮らし

2月16日に西荻窪のかがやき亭でお話しさせて戴いた「武蔵野うどんをとおして考える農と食卓」に資料を提供して下さったフィールド・ワーカー(民族植物学・人々と植物の関わり)、川上香さんの「雑穀の残る暮らし」というイベントに行ってきました。

東中野から徒歩5分程。Soleil(ソレイユ)というフレンチのお店で、雑穀を使ったランチを戴きながらお話を伺いました。

長野県遠山郷(旧上村、旧南信濃村)、静岡県静岡市葵区井川(旧井川村、旧田代村)、山梨県早川町を中心とした雑穀の残る暮らしです。昔、我が家でも雑穀を栽培。両親は「こどもの頃、雑穀の入った弁当を持って学校に行くと、もう周りは白米で恥ずかしい思いをした」と言います。第二次世界大戦中から戦後間もなくまで食べていた雑穀飯はおおよそ大麦とモロコシの入ったものだったそうです。
武蔵野うどんの際に昔の食事を聞き取りました。

武蔵野台地は河川周辺などの一部を除いて稲作に適さず、穀物は麦を栽培していました。物日(行事のある日)にはうどんを打って食べる習慣がありましたが、粉を挽いてうどんを作るには時間と手間がかかります。ですので日常は雑穀飯を食べていました。雑穀はコメや麦と違い、穂のままで保存すると何十年でも持つと川上さんは言います。麦も採れない天候不良の時には命綱だったはずです。

いまは健康にもよいと人気の雑穀。ランチもとても美味くいただきました。「モロコシの餅なんて冷めたらとてもじゃないが不味くて食べられない」。父世代には貧乏のイメージで語られます。平地で農業をする者にはまねの出来ない自然と向きあうその暮らしに、生きることの厳しさとタフさ、そして精神の強さを感じました。

川上さんのブログ
Cafe穀雨 農と食と人のこと

お知らせ 地域の大人塾「武蔵野うどんをとおして考える農と食卓」でお話します

西荻窪「かがやき亭」で、すぎなみ大人塾卒業生「農と食チーム」の企画「地域の大人塾 武蔵野うどんをとおして考える農と食卓」でお話をさせていただくことになりました。以下、ご案内です。

地域の大人塾「武蔵野うどんをとおして考える農と食卓」

すぎなみ大人塾で農と食を考える卒業生の有志が開催します。
ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」。武蔵野うどんと精進揚げなど、かつての物日の食事を再現。試食し、語らいましょう。

ー 内容 ー

写真や資料をお見せしながら、講義、話し合い、試食をします。
1.「和食」ってなに? 武蔵野うどんと暮らし
2.武蔵野うどんを試食
3.農業と流通システムの変遷と生産物の変化
4.私たちが環境と自分自身の為にどう「食べる」べきなのかを考え、話し合い、導き出すきっかけを作るワークショップを開催
5.我が家の農業システム 自然循環型農法について

日時 平成26年2月16日(日) 午前11時30分~14時00分
場所 かがやき亭 東京都杉並区西荻北4丁目4-4
電話 03-5303-5085
定員 23名
講師 窪田幸子(杉並区・グリーングラス窪田農場)
参加費 800円
申込先 農と食のチーム(すぎなみ大人塾12卒業生)
担当・高田 電話 090-9203-1568
問合せ 社会教育センター 電話 03-3317-6621

* すぎなみ大人塾とは、杉並区教育委員会が生涯学習「自分を振り返り、社会とのつながりを見つける大人の放課後」として運営する場です。
* 物日(ものび)とは、祝い事や祭りなど特別のことが行われる年中行事として定められた日(大辞林 第三版)

ー 詳細 ー

食を巡る環境が大きく変化しようとしています。
TPPによって自由貿易が加速される前の現時点でさえ、毎日食べているものがどこでどうやって作られて来たものなのか把握できていないというのが実感です。

「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。無形文化遺産への登録に「顕著な普遍的な価値」は求められない。重視されるのはその文化を支えるコミュニティー(共同体)だということです。食は文化だということです。

日本に於いて実際は厳しい状況におかれている「和食」。その理由はさまざまあるとしても、この変化の中でも「食」というのは単なる食料だろうか?という問いかけが人々の意識の中にあるように思えます。食べやすいように作りやすいように日々研究が積み重ねられていく現場とは別に、どうして価格や生産性、利便性だけで食を考えてはいけないのか。厳しい時代の生活との迫間に、漠然とした想いを持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この講座ではかつての武蔵野周辺の村のコミュニティーと食文化の一部を体感したいと思います。この土地、この地方の気候、風土、いまの季節に環境に負荷をかけずに食べられる食事です。そしてその文化がなぜそのように形成され、そこから現代までどのように生産と流通と人々の意識が変化したのかを現場の視点でお話します。

私は環境と自分自身の為にどう食べるべきなのかを真剣に考えなければならない時代だと考えています。皆様にとっての食のあるべき姿を導き出す契機としていただけたらと願っております。(窪田幸子)

新年おめでとうございます

昨年中は大変お世話になりました。

特に年末、卵がご要望に足りず、ご迷惑をおかけ致しました。出来るかぎりお答えできるよう努めてまいります。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

新年は4日より、午前中10時-12時、卵を販売します。野菜は10日過ぎを予定しています。(現在の営業時間は異なります。ご注意ください)

鶏日記 新しい試み

いそがしさを理由にパソコンに向って言葉を推敲することから逃げて、ずっと更新を怠っていました。まめにブログを真面目に書くことは結構大変なことではありませんか?パソコンに向かう頃には感動は逃げてしまうのです。

スマートフォンにはできるかぎり替えないと決めていたのに朝起きたら突然、携帯電話が壊れており、あっさり誘惑に負けてしまいました。 経済観念からすれば、さまざまな利点を考えても(今の私には)贅沢感はいなめません。だからこそ文明の利器にコントロールされることなく意義ある使い方はなにか模索中です。もしかしたらパソコンより、思いついた時に文章を書くよい道具かもしれないと気付き、暫くぶりにブログ更新します。

この頃つくづく思うことは、20年近く養鶏をやってきても、気づかなかったことが沢山あるということです。なぜこんなことに気づかなかったのだろう?今年はよくそう思います。思い込みの怖さと意識次第なのかもしれません。

秋雛がやって来て16日。雛は初生(生まれて1日のまだお腹に黄身が栄養として残っている状態)から育てます。本来、親鳥の羽の下で守られるはずが、いません。孵卵場から連れて来て初めて目をあわせると、最初は親代わりくらいには感じてくれるようです。ですが親鳥とは違い、ずっと一緒にいてあげられるわけではないので次第に独立心旺盛になっていきます。寂しいとともに少し可哀想にも感じます。

育雛(雛を育てること)は最初の1週間に事故が起こりやすく、年に2回(2013年9月時点、現在は年3回)の育雛は一つの山場です。試行錯誤を繰り返し考えたのですが、そこは贅沢に床暖房の上で育てます。小羽数なので現段階では専用施設を作るほうが割高なのです。

そして天気を見て10日目。次の難関。外の空気に触れさせます。前回、春の育雛でこの時事故が起こりました。風上の成鶏の鶏舎からの埃が原因か、もしくは育雛に使った敷料になんらかの菌があったかもしれません。失敗を反省に風上からの埃と蚊よけをします。ずっと以前、目を蚊にさされて失明したこともあったからです。ただし囲い過ぎても蒸れたり、空気の流通が悪くなってしまいます。9月の育雛は台風と秋雨にも注意が必要です。

外に出ると寝る場所はヒヨコ電球の点いたダンボールの中です。最初の2,3日、夕方暗くなりかけにダンボールに入れてあげれば自然に寝場所を覚えます。なのに3日経っても入りません。入り口をわかりやすい方向に向けなかったのがいけなかったのか?今年の雛は賢くないのか?と考えていました。
ところが寒気の来た夕方、いつになくぴーぴー鳴きながら、自分達でダンボールに入って行きました。何回教えても覚えないのに呆れて、昨日から勝手にさせていたのです。雛は廃温(一ヶ月経って体温維持ができるようになり、保温が不要になること)まで暖めますが、自分で選べるようにしておくとよほど寒くない限り、昼間は外に居て、夜も寒くなければ勝手に出てきてしまいます。寒そうにしていれば危険ですが、人間のコントロールは適度に。本来の能力をひきだすこと、そう感じる毎日です。

お知らせ 今年も「極鮮TOKYO 第7回東京発!物産・逸品見本市」 に参加します

東京の食を極める!
第7回東京発!物産・逸品見本市 に参加します。

5月16日(木) 11:00~13:00

新宿駅西口広場イベントコーナーで開かれる物産・逸品見本市の農産物タイムサービスコーナー・プチマルシェに
野菜(未定)
地粉(農林61号・中力粉)
後藤もみじ卵
東京烏骨鶏卵

を出品予定です。直売所は当日も営業しています。
会場の中のコーナーの場所がわかりづらく迷われるようです。迷われたらブルーの半被の係りの方に伺ってみてください。出展企業のブースではなくてタイムサービスコーナーです。
会場でお待ちしております。

お知らせ 直売所の基本情報を変更します

いつも有難うございます。
お知らせが遅くなり申し訳ありません。
営業時間を変更しています。

対面販売10時ー12時、14時ー16時です。
夏季は暑くなりますのでまた変更がある予定です。

もしお遠くからいらして時間が間に合わなかった場合などは、
お電話ください。できるかぎり致します。
電話番号 03-3331-3683

(過去の情報です。営業時間は変更されていますのでご注意ください)

「考えよう!すぎなみ産の卵・野菜を食べながら・・」でお話してきました

<つながりづくり!ワークショップ2013>
「考えよう!すぎなみ産の卵・野菜を食べながら・・」
でお話してきました。

お越しくださったみなさま有難うございました。主催してくださったメンバーの皆様も、とてもパワーがあって充実したワークショップだったと思います。のっぺい汁もおそばも美味しくいただきました。

ワークショップの為に久しぶりに色々と調べてみると、養鶏を始めてからいままでの凡そ20年でも周りの環境・意識は驚くほど変化していることがわかりました。インターネットで気になった言葉を検索してみると数多くの情報がヒットします。
杉並区の区内農地面積は減少の一途で、現在では48.8ha。東京ドーム約11個分弱の面積です。その反面、都市住民の方々の都市農業の持つ多面的な役割に対しての期待は大きくなってきているようで、とても心強く感じます。
都市農業として魅力を持ち、意義あるものであれるよう鶏たちといっしょに頑張ります。宜しくお願いいたします。