白血球数が減少していく時期「もわもわ期」の感想

 抗がん剤投与が終わり、白血球数がゼロになるまで減少していく時期は頭がモワッとして雲の上を歩いているような感じがするので「もわもわ期」と個人的に命名しました。昼も夜も眠くグーグー眠ってしまうので、教授回診でそう伝えると「怠さが眠気につながってるんだよ」との事で納得出来ました。看護師さんにその話をすると、様々な細菌感染症に適応するレボフロキサシンという抗生剤を使用しているのも倦怠感(眠気)の原因のようです。概ね5日間位続きました。浮腫んだ身体は3〜5日で元の体重に戻ります。その間、抗がん剤の副作用か身体が一気に水分を排出しようとするせいか、下痢と水様便になりました。一般病棟のトイレですので、時間帯によっては空き待ちに苦労しました。またこの時期に発熱はありませんでした。血液検査で白血球数の値が下がっていると無菌室に移動になります。